目次
人はみな大河の一滴 = 11
なぜかふと心が萎える日に = 13
人生は苦しみと絶望の連續である = 17
ブッダは究極のマイナス思考から出發した = 20
なにも期待しないという覺悟で生きる = 24
小さな人間像への共感 = 26
少年のころ大同江のほとりで感じたこと = 29
人は死んだらどこへいくのか = 32
「地獄は一定」と思いたい = 37
大河の一滴としての自分を見つめて = 39
滄浪の水が獨るとき = 49
「善キ者ハ逝ク」という短い言葉 = 51
屈原の怒りと漁師の歌聲 = 55
この世に眞實はないのか = 58
水が濁ったときには足を洗えばよい = 61
反常識のすすめ = 67
內なる聲を聽くということ = 69
科學は常に兩刃の劍である = 72
他人とちがうただひとりの自己 = 74
腹八分から腹五分へ = 78
ラジオ深夜一夜物語 = 83
私たちは〈心の內戰〉の時代に生きている = 85
自分を憎む者は他人を憎む = 92
現實から消えた最後の風景 = 96
人は死ぬのではない, 死んでいくのだ = 102
命をささえる見えない力 = 110
生の手ごたえを實感して生きる = 123
あれか, これか, の選擇ではなく = 126
黃金時代を遠くはなれて = 135
たゆまぬユ-モアは頑健な體をしのぐ = 162
かつて〈體〉と〈心〉は一致して人間をつくっていた = 172
體のなかの邊境を大切に生きる = 177
齒の一本一本にも人間の魂が宿る = 183
去っていく老子の殘したなぞなぞ = 192
〈布施行〉とボランティア = 203
原始の人間が最初に發したもの = 208
原始人の呪術と現代醫學 = 211
方言は父や母からの贈り物 = 218
ものを言え, 言え, と蓮如は言う = 227
語らざれば憂いなきに似たり = 241
面授が傳えるいきいきとした心 = 248
『出家とその弟子』のちょっとした對話 = 254
いつかおとずれてくる本當のさびしさ = 259
優雅なる下山のやりかたを求めて = 267
癌の立場から見えてくるもの = 271
寬容(トレランス)のすすめ = 276
應仁の亂からのメッセ-ジ = 285
〈インナ-·ウォ-〉の時代に = 287
命の重さが實感されなくなった = 292
應仁の亂前夜に似ている今 = 298
もし親鸞が生きていたとしたら = 300
〈勵まし〉だけでは救われない魂をどうするか = 303
あとがき
解說
原田宗典
松永伍一