목차
プロロ-グ = 7
序章 = 17
1. 現代文學の旗手, 安部公房 = 17
2. 本書の構成と內容 = 20
第Ⅰ部 短篇小說部 メタモルフオ-ゼの時代
第一章 『デンドロカカリヤ』論 - 平和のアンテイテ-ゼ, または〈極惡の植物〉への變身 - = 27
1. 安部公房は難解か = 27
2. 「デンドロカカリヤ」, その〈極惡の植物〉 = 28
3. コモン君とアルピイエ-善惡に向かう衡動 = 33
4. むすび = 40
第二章 『赤 い繭』論 - 〈 おれ〉の〈ユダヤ性〉に見ゐ實存的狀況- = 42
1. 敎科書で讀む安部公房 = 45
2. 境界的存在としての〈おれ〉 = 48
3. 〈おれ〉と「彼 」との關係性 = 52
4. 〈おれ〉のユダヤ性 = 56
5. 〈家〉のもつ意味. そして「繭」への變身 = 60
6. むすび = 64
第三章 『バベルの塔の狸』論 - 想像力と分析精神 - = 67
1. 作品の世界に入るにはシユルレアリスムによらなければならないのか = 67
2. 〈ぼく〉と〈とらぬ狸〉 = 70
2.1 想像力と分析精神 = 74
2.2 「タマヌキ」の狸 = 74
2.3 日の精神 = 76
3. 〈影〉-所有と存在 = 78
4. 〈バベルの塔〉のなかの塔たち = 80
5. むすび = 85
第四章 『壁-Sㆍカルマ氏の犯罪』論 - 都市的逸脫と〈變身〉- = 86
1. 〈あべこべ〉の世界 = 86
2. a : $$\bar a$$-鏡面をはさむ寫像と被寫像 その1 = 90
3. a : $$\bar a$$-鏡面をはさむ寫像と被寫像 その2 = 96
4. 「世界の果」への逃 走と「壁」への變身 = 101
5. むすび = 106
第五章 〈變身〉のモチ-フをめぐつて -初期短篇を中心として- = 108
1. 「逃走/定着」から「疎外/消滅」へ = 112
1.1 「逃走/定着」の變身モチ-フをもつ作品 = 112
1.2 定着の禁止. もたは「疎外/消滅」 = 116
2. 「所有/存在」の槪念でとらえられゐ變身モチ-フ = 118
3. 變身モチ-フと初期作品のテ-マ = 121
3.1 實存と惡. または實存と罪 = 122
3.2 言葉遊び = 125
4. むすび = 129
第Ⅱ部 長篇小說部 〈變身〉する世界と言葉
第一章 『他人の顔』論 -潛在的痴漢と假面時代- = 133
1. 〈變身〉モチ-フの變形 = 133
2. 『他人の顔』の主題形成の過程-短篇小說からみる = 135
3. 〈顔〉は自分と他人をむすぶ通路なのか = 144
4. 假面, またはもう-つの顔 = 150
4.1 〈顔〉のコピ- = 150
4.2 〈ぼく〉と妻との關係 = 152
5. むすび = 159
第二章 『箱男』論 - 言葉の森と官能の海 - = 161
1. 〈登錄されない人間〉- 安部公房の言脫をとおして = 162
1.1 乞食と浮浪者 = 163
1.2 ホ-ムレス-公房における〈家〉へのこだわり = 167
1.3 箱南とは何者なのか = 170
2. 「ばく」をめぐる昌險-箱男と箱の關係をめぐつて = 173
2.1 「ばく」が箱男たなるまで = 174
2.2 「ばく」に起こつた事件 = 177
2.3 「ばく」の境過-「사く」行爲と「書く」行爲 = 180
3. 箱男A, そして箱男でない箱男たちの物語 = 184
3.1 A の男の場合-軍醫殿と葉子 = 184
3.2 少年Dとシヨパンの父 = 189
4. むすび = 192
第三章 『飛ぶ男』論1ㆍ變貌するテキスト- 刊行本『飛ぶ男』に至るまで - = 193
1. さまざまなテキスト = 197
2. [スプ-ン曲げ少年に關するレポ-ト](〈表〉③) = 201
3. 『スプ-ン曲げ少年』 = 209
3.1 『スプ-ン曲げの少年』一次稿(〈表〉④) = 209
3.2 『スプ-ンを曲げる少年』二次稿(〈表〉⑤) = 214
3.3 『スプ-ンを曲げる少年』最終稿(〈表〉⑥) = 214
4. 『飛ぶ男』 = 218
4.1 『飛ぶ男』一次稿(〈表〉⑦) = 218
4.2 『飛ぶ男』最終稿(〈表〉⑧) = 220
4.3 『飛ぶ男』-眞知夫人手入れ稿(〈表〉⑨) = 222
5. むすび = 223
第四章 『飛ぶ男』論2ㆍ[スプ-ン曲げ少年に關するレポ-ト]について = 225
1. ルポ形式 = 225
2. 「ぼく」というルポライタ-のまなざし = 229
3. [レポ-ト]のモチ-フと主題-主題から逸脫するモチ-フの行方 = 241
第五章 『飛ぶ男』論3ㆍデジタルブツク『スプ-ン曲げの少年』 = 245
1. 電子テキスト = 245
2. 保根と「スプ-ン曲げ少年」の關係 = 249
3. 「體罰敎師」または「校內暴力」 = 257
4. 超能力とはなにか-破壞願望と奇跡願望 = 263
5. 『スプ-ン曲げの少年』のための「創作メモ」 = 267
第六章 『飛ぶ男』論4ㆍ『飛ぶ男』の誕生 = 277
1. 『スプ-ン曲げの少年』から『飛ぶ男』へ = 279
2. 『飛ぶ男』の構成とその構造 = 284
3. 『飛ぶ』というモチ-フ = 288
4. 裝置としての小道具-小說內の空間と現實の空間 = 297
5. 〈安部公房的なるもの〉のよみがえり = 303
5.1 〈だめ親父〉造型-「飛ぶ男」と父親の關係をめぐつて = 303
5.2 再生する女性-小文字竝子 = 308
6. むすび-安部公房のメツセ-ジ = 312
結章 = 317
1. 安部公房の原風景 = 317
2. 現代日本文學の可能性 = 322
參考文獻 = 327
初出一覽 = 333
付錄 = 334
1. 安部公房國際シンポジウムに參加して - アメリカㆍニユ-ヨ-クのコロンビア大學にて - = 334
2. デジタルブックの『スプ-ン曲げの少年』のワ-プロ原稿 = 349
3. 『スプ-ン曲げの少年』テキス對稿表 = 394
4. 『飛ぶ男』テキストの對稿表 = 407